第一印象でその人との出会いの9割が決定すると言われています。
自己紹介が得意な人は少ないのではないでしょうか?
何を言えばわからなかったり、
紹介が端的になりすぎてうまく相手に自分の良さが
つたわらなかったりなど、
よくあることだと思います。
しかし、そんな人が多いからこそ、
しっかりとした自己紹介ができれば
相手の関心を集めることになり、
逆にチャンスになります。
もし自分の良さがうまく伝わる自己紹介ができたら、
相手との共通点が見つかって
コミュニケーションが円滑に進むかもしませんし、
実践するだけで、仕事や交流会などでも非常に有利となり、
自分自身にチャンスを作ることができます。
今回は、
「人も仕事もお金も引き寄せる すごい自己紹介[完全版] 」
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の内容を要約し、
わかりやすく効果的な自己紹介の仕方をレクチャーしていきます。
自己紹介の3つの事前準備のポイント
・人に聞いてもらえるようにすること
・自分が持っている強みに気づくこと
・ゴールから逆算して自己紹介をつくること
せっかく作った自己紹介を披露しても
人に聞いてもらえるようにして置かなければ、
意味がありません。
しかし、自分の自己紹介を伝えることと
相手の自己紹介を聞くことを比べたときに、
あなたはどちらに集中していますか?
おそらく大部分の人は、
自分の自己紹介をするときのほうが、
ものすごく集中している場合が多く、
相手の自己紹介の時は、
なんとなく聞いている場合が多いのではないでしょうか?
自分を理解してほしいと思っている人はたくさんいます。
でもそんな自分を「理解してくれる人」「信頼してくれる人」は
非常に少ないのが現実です。
ですから、
相手の自己紹介を集中して聞いている人は、
「相手のことをわかろう」「真剣に話をきこう」
としている時点で他の大多数の方と比べて差別化される場合が多く
実践することで希少な存在となることができます。
人は、自己紹介を無意識に聞きたい人と
聞きたくない人で分別していると言われています。
話を聞かれる人の特徴
1.実績や知名度があり、主催者が推薦する人
2.外見が優れている人
3.話を聞いてくれる人
の3点が上げられます。
しかしながら、1と2はその人それぞれの条件が存在するため、
一番コントロールできるのは3番です。
なぜなら、自己紹介をする場所では、
自分のアピールをすることに集中している人が圧倒的に多いため、
その中では、常に「真剣に」聞く人が不足しています。
では具体的にどのように聞く姿勢を保てばよいのでしょうか?
それは「相手の人生を想像しながら聞くことです。」
それを行うことで相手に対して興味を持つことができ、
興味が出ることで、後で話が広げられること間違いなしです。
・自分が持っている強みに気づくこと
自己紹介の苦手な人の9割は
「自分に強みがわからない」
「自分に特別なものがないから何を言ったら良いのかわからない」
というものです。自分の強みを知ることは自己紹介を作る第一歩です。
ここでは誰でも自分の強みに気がつく方法を紹介します。
人の強みや才能は2つに分けることができます。
・これまでの人生で寝食を忘れるほど楽しく
積極的に追い求めていた状態
・過去のつらい経験から学んだこと
この2つがあなたにしか語れない価値のあるエピソードです。
この2つのエピソードそれぞれで、下記の強みになり得る8項目の質問を書き出してみましょう。
1.優しいなどの資質
2.生まれ持った長所
3.体験/経験/資格
4.趣味好きなこと
5.比較から見つける(インドア・アウトドア、個人・チーム選など)
6.人生で最高の出来事は?
7.人生で最も辛かった出来事
8.他人から教えてもらう自分の強み
・ゴールから逆算して自己紹介をつくること
ここまでの材料が出揃ったら、
自己紹介をすることによって
自分がどういう状況になっていたいかを想像しましょう。
自己紹介で反応を得られる人は、現在を語る人でなく、
未来を語る人だと言われています。
つまり自分が自己紹介することによって、
自分と関わって相手はどんな未来が待っているのか?
ということに関心があると言えます。
つまり、自分が相手の未来に対して影響力を及ぼすことを
伝えることが自己紹介では有効なのです。
5秒、18秒、1分の3つの長さの自己紹介を用意しておくことで
あらゆる状況にも対応できます。
・5秒のフレーム
1.ベネフィット型自己紹介
例:A(現状)をB(未来)に変えることをしています。
2.ビジョン型自己紹介
例:私は〜〜を達成することです。
3.パフォーマンス型自己紹介
例:これまでやってきた仕事は〜〜で数字は…
4.インフォメーション型自己紹介
例:趣味や出身地
5.ウィークネス型自己紹介
例:OOです。弱みはOOです!(明るく弱みをいうこと)
1,2 は、自分で未来を語ることがポイントです。
3,4,5 は、相手に未来を描かせることがポイントです。
18秒の自己紹介は、
5分のものに、
・自分が提供できる未来
・提供してきた過去実績
・聞き手にとってほしい行動
を追加して18秒にまとめましょう。
1分の場合は、
18秒までのものに加えて、
未来過去現在を語ることに加えて、
夢や志を盛り込み、実現したときの周りの様子も語ることです。
実際に自己紹介するときの立ち振舞
見た目や印象・雰囲気によって相手のきく姿勢が変わります。
大事なポイントは、
・姿勢
・笑顔
この2つだけでほぼ印象が決まってしまいます。
この2つだけを意識することで、
・自信がある
・行動的
・責任感が強い
・人当たりがよい
などの好印象を与えることができます。
そう入っても、自己紹介のときだけではダメなので、
よい印象を相手に持ってもらいたい場合は、
常日頃から笑顔や良い姿勢を心がけるようにしましょう。
また、お辞儀・礼をすることはとても重要です。
どの場面でも相手に対しての敬意を表すことができ、
緊張をほぐす効果もあります。
海外でも、日本の礼に関しては、
非言語コミュニケーションとして最近注目されています。
まとめると、
・話を聞いて貰える人を増やすこと
・自分の持っているものに気づくこと
・ゴールから逆算すること
この3つが重要な点です。
みなさんも、「今の自分」ではなく「未来」を説明できる
自己紹介を作って自己紹介を得意になりましょう。